リハビリの先生に守られて
ずっとリハビリをしていた。
最初は落ち込んでしまって、笑うこともできなかった。
投げやりにさえ、なってしまっていた。
先生の声もまともに耳に入ってこないような状態だった。
そんな時でもずっと、リハビリの先生は、何回も何回も一生懸命で、笑って話しかけてくれて。
忘れていた、私のできること、したいことを思い出させてくれた。
そのことと前向きに向き合えるようにリハビリを続けてくれた。
いつの間にか守られてるような気がして、安心して、昔の記憶を辿りながら、一つずつゆっくりできることが増えていった。
好きだった庭仕事も最初は見回るだけ。
いつの間にかしゃがめるようになり、手を伸ばし植えられるようになった。
花の写真も撮れるようになった。
本当に感謝しているし、頼っている、聞いてくれる人がいるということが、こんなに幸せで安心できるのだということを感じている。
家族にも見守られて本当に幸せだと思う。
早く元通りに慣れるよう、日々頑張りたい。

明るく穏やかな春が来たらいいな。
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